【モノづくり】巾着袋についての裏話エピソード

2021.12.16

Instagramでもたくさん紹介しているので、もう巾着作りの経緯について知っている方も多いと思いますが、SNSを一切やっていないお客様もいらっしゃいますので、こちらにも書きたいと思います。せっかくなのでInstagramにも掲載していないコンテンツも交えていきますね😊

私の新婚旅行はベトナム。夫と楽しい時間を過ごした思い出の地です。おしゃれな友人たちのお土産を探している際に出合った美しい刺繍たち。そういえば大学時代の友人からも「ベトナムのお土産に」って美しいポーチをもらったことがあったなぁなんて思い出しながらその旅行でのお買い物を楽しみました。

巾着袋を選んでいる写真がなかったので旅中に気に入った食事の写真を

ベトナムの刺繍小物って、かわいいし、色も鮮やかで元気になる。技術が高い職人さんがたくさんいらっしゃっるんだなぁと思い、いつか何かできたらいいなとぼんやり思った5年前。

m aa iを始めてから、将来的にベトナムの女性たちの手仕事で、刺繍のラッピング袋を作ってもらおう、そう思っていました。

ベトナムの工場ご担当者の方とのメールを見返していたのですが、子供を産んだのが6月11日。その2週間後には、巾着袋の問い合わせをしていました(あの時は産後が悪く、手術したばかりで歩けなかった時。我ながらよくメールしていたなと思います 笑)。

だけど、ベトナムもコロナの状況が良くないことを知り、コロナで仕事がストップしている女性たちにこの仕事が少しでも力になるというのを聞き、将来じゃなくて、今やろうと思ったのを覚えています。

巾着プロジェクトが始まりすぐにベトナムのロックダウン。1ヶ月?2ヶ月?何も進まない日々がすぎました。通常の企業だったら国内で作る、他国を検討するなどがあると思うのですが、m aa iは私も赤子がいて産休だし、今の世の中で急ぐことはしない方がいい、ゆっくりまあるく行こうと思い少しずつ進めました。

それと、女性を応援しているブランドだから、微力ですがこの工場で頼まないとベトナム女性たちのお仕事につながらないという気持ちが一番大きかったです。

”まあるい”をイメージした新クリエイティブ

巾着が出来上がり届いたのは11月の終わり。本当にゆっくりなまあるいプロジェクトでしたが、刺繍やデザインなどは何度も試作品を作ってくださいました。

そうそう。勘違いしているお客様も多いと思うのでお伝えしておくと、このラッピング巾着袋は、クリスマス限定ではなく、通年でm aa iで使っていきたいと思っています。だけど、今の分がなくなったら同じものが作れるかどうかはその時の工場次第。

今回も、工場にある布、リボン、糸から選びました。サステナビリティの面から、新しいものを用意してもらうのではなく、資材を無駄にしないために、今用意できる中から選びました。ですので、次発注するときにその資材のセットが揃うかわからない。その時はその時で、またm aa iにあったものをクリエイトしていけばいいと思っています。

(ブランドとしては、今の経済状況で依頼できる最大の量を頼んだので、当分はなくならないはず!?)

きっと大手のブランドは、世界観統一のブランディングの観点から、資材が無くなったらその時考えようなどは、できなさそうですが、m aa iはスタートアップのブランド。なので、そんなブランドがあっても面白いと思いませんか?(巾着以外でも面白いアイデアがあればいつでも募集しています!)

この場で改めて、巾着作りの背景に共感してくださった、お客様、お友達に感謝申し上げます。大切な人へのギフト、自分へのご褒美に選んでくださりありがとうございます。

工場の方々も、コロナ渦にも関わらずギフトシーズンに合わせてくださり本当にありがとうございました。

また、工場ともお仕事できるように、m aa iを広げるために頑張っていこうと思います😊

 

Happy Holidays!

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