【モノづくり】巾着袋についての裏話エピソード2

2022.2.2

バレンタインキャンペーンで、ラッピングを無料にしているので、裏エピソード2を書いてみようと思います。

写真は、どっちの色味が良いか検討していた段階の巾着袋

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ベトナム女性たちがコロナで仕事がなくなってしまっているというのを聞いて、少しでも力になれればと思いスタートさせたプロジェクト。

私の友人には、東南アジアで駐在員をしていたり、起業をしていたり、モノづくりをしていたりと、東南アジアのビジネスに精通している人が結構いて、

「わかっていると思うけど、日本みたいにスムーズにはいかないよ」と言われていました。

つまり、日本みたいには行かないよは、納期は遅れる、不良品も納品されるということを指しています。

実は、社内検品したところ納品物の約15%がお客様には出せないと判断したものでした。

東南アジアでビジネスをする友人たちに聞くと「それは想定内だし、普通だよ」との回答。

仕方がないか、やると決めたのは自分だしと思ったものの、ダメ元で間違い部分を縫い直していただきたい、ブランドのポリシー上、破棄はしたくないと伝えると、なんと全部、間違いを縫い直してくれたのです。

そこで今回学んだのは、「思い込み」って怖いなということ。もちろん、私の友人たちは東南アジアでいろいろな想いやパッションを持ってビジネスをしていて、知見も経験もあるプロフェッショナル。現に約15%使えないものが納品された時点で、友人のアドバイスは合っていたし、相談にのってくれただけでとてもありがたい。

だけど、私がそこで友人もそうアドバイスしてくれたし仕方ないかと思ってそのままにいていたら、それは良くない思い込みだったということ。

きちんと話して伝えたら、相手だってわかってくれることだってある。ビジネスの基本なのに、それを国が違うからを理由に忘れていた自分がなんだか恥ずかしいし、初心に返る必要性を感じた仕事でした。

今は、工場のご担当者から、ベトナムは1月末から旧正月に入りますよ〜!とわざわざご連絡をいただける関係性に。

このような積み重ねで信頼ができて、ご縁につながっていく。m aa iのような小さなブランドにも真摯に対応してくださったことに感謝して、私ができることはまたこの工場に発注をして、ベトナム女性にお仕事していただくことだなと思っています。

また、新しいお仕事をすることになったらお客様にもご報告しますね☺️

 

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