【モノづくり】裏話:デザイン制作過程

2021.08.26

デザインは、お客様とのファーストコンタクト。

いくら中身に自信があっても初対面でご興味を持って頂けない場合、知ってもらうきっかけを逃してしまうことになります。

人間関係と一緒で、あの人素敵そうだな話してみたいと思ったこと一度はありませんか? その「素敵だな」は、初対面だとオシャレでセンスがいいな、笑顔がいいな、オーラがある人だなとパッと見で判断することになります。

デザインもお客様と「はじめまして」の段階ではそれらと同じ役目を担っていると考えているので、m aa iではデザインに細部までこだわってきました。

先日のブランドを立ち上げるということというブログに続き、今日はm aa i のパッケージデザインについて書いていきたいと思います。

お仕事の流れとしては、デザイナーさんにブランドコンセプトを打ち合わせで伝えたあと、望んでいるデザインの方向性を伝え、コンセプトに合うような具体的なデザイン案を制作いただき、それぞれのデザイン案に対して説明をしていただきます。

一部ですが採用しなかったデザインをご紹介(なかなか見ることがないと思うのでブランド作りの裏側としてお楽しみ頂ければと☺️)。

※資料は、ラフデザイン段階のモノです。これらは一部で他にもたくさん資料があります。

メールのやり取りを見返すと約200通弱のメールを重ね、m aa iのパッケージデザインができあがりました。フォントやアウトラインの太さ、色、さまざまなパターンで試し一番ブランドを体現できるデザインを探っていきます。

 

 

以下が皆さんもご存知な最終的なm aa iのパッケージとなりました。

  • m aa iは、女性性をキーコンセプトとした商品作りをしているので、女性の後ろ姿をモチーフとしました
  • あえて後ろ姿にして顔を描かなかったのは、サガリバナにも通じるミステリアスさを残しつつ、多くの女性に”自分のための商品である”と自分ごと化していただけるようにしたかったからです。顔が入った瞬間、自分とはちょっと違うかも?と思われてしまう確率が高くなると考えていました。m aa iは世代問わず、ものづくりの姿勢やコンセプトに共感してくださった女性に手にとってもらいと考えていたので、後ろ姿としました。
  • ピンクはピンクでも、青みがかった上品なピンクを選びました。サガリバナの色にも近いし、大自然とも共存しそうなピンクです。色は何度も印刷所を往復し、デザイナーさんと理想の色を探っていきました
  • ”まあるい”は、m aa iが大切にしている考え。それらを少しでも感じてもらえるように、フォントも”まあるい”を意識しました。

その他にもこだわった部分などたくさんありますが、書き出すと止まらなくなってしまうためこの辺りで今日はストップしておきます(笑)

お客様の毎日の生活の中にm aa iを取り入れてもらえるなら、そばに置いておくとハッピーになるデザインを実現したい! そんなことを考えながら約1年準備をしてきました。信頼できて末長く一緒に働きたいと思えるデザイナーさんとの出会いにも感謝です。

これからは、クリエイティブを作ったらお客様にもどっちがいいかなどインスタを通じて、参加してもらえたらいいななどアイデアも考えているのでお楽しみに♡

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