2021年5月11日にmaaiがローンチいたしました。
創業ストーリーは、Aboutに想いを書いているので、良かったら読んでいただけると嬉しいです。
私がこの事業をはじめる前は、コスモポリタンの創刊編集長をしていました。大好きだった媒体を辞める決意をし、編集部のスタッフも「そんな想いがあるんだったら応援します！」と理解してくれ、快く送り出してくれました。
仲間の想いも、大切な時間も、事業への熱い想いも、事業に投資するお金も、全身全霊で自分が現時点で持っているものを全て注ぐからこそ、中途半端ではない、絶対に女性が喜んでくれるものが作りたかった。
そんな想いだけを持って、たったひとりで始まった「maai」プロジェクト。
まず、取り組んだのが工場と自分が実現したいプロダクトを一緒の方向を向いて作って下さる研究者探し。
クリーンビューティ歴20年の経験を持ち、サステナビリティなものづくりを実践している研究者が東京にくるとの情報をキャッチし、そのイベントに会いに行き、彼にありったけの想いを伝えました。「こんなにしっかり考えてプロダクトを作りたいという人は珍しいよ、ぜひ手伝いたい」と仰ってくださり、約1年かけて彼と二人三脚でmaaiスキンオイルの開発をしました。
2020年夏、工場への視察に行った時の写真。廃校になった小学校を化粧品工場として生まれ変わらせ、再活用しています。
工場の屋上から見える景色。 マイナスイオンたっぷりで、ここで生み出される商品は女性の元気の源になりそうと確信した風景です。
また、商品作りで大切にしたかったのが「女性性」。沖縄県などの熱帯、亜熱帯地域でしか見れない幻の花「サガリバナ」の香りに魅了され、この花の香りを商品のキーコンセプトとすることを決めました。
サガリバナは、夜に開花し、甘く高貴な香りで虫たちを魅了し、早朝には火花のように潔く散ってしまう儚く美しい花。
サガリバナがもし女性だったら、なんていい女なんでしょう！ と思うのは私だけでしょうか？
女性性を高め、大切なパートナーと会う時にも使えるようなものにしたい。だけど、まるで大自然に身を委ねているかのような感覚も味わって欲しい。優雅さとリラックスさを兼ね備えた、サガリバナをコンセプトとした香りを実現するべく、石垣島の平久保にあるサガリバナ保存会の米盛夫妻の元を訪れ、学ぶ機会をいただきました。
サガリバナについて取材を重ね、香り作りのヒントをいただいているシーン。
21時頃の開花を一緒に確認している場面。
たったひとりで始まったプロジェクトですが、研究者、サガリバナ保存会の米盛夫妻をはじめ、 多くの新しい出会いに支えられ、ローンチすることができました。この場をかりてお礼を申し上げます。
この12年、ファッション誌、インターネット事業、広告事業、化粧品&ファッション業界のお仕事など多くの仕事に携わってきましたが、常に女性の人生やライフスタイルに関わる仕事をしてきました。
これまでの経験を活かし、自分が新たに立ち上げたmaaiが、女性に少しでもパワーを与えられる存在になるよう精進していきたいと思っております。これからどうぞよろしくお願いいたします！